東北新社が制作に携わった”映像を使った皆でつくる辞書アプリ「TikTionary」“が、優れたクリエイティビティーを評価する国際賞「Cresta Awards 2021」のSOCIAL部門にてシルバーを、BRAND PURPOSE部門にてブロンズを受賞しました。

若者を中心に支持を集めているモバイル向けのショートムービープラットフォームTikTok。ダンスなど躍動的な動画であふれていることが印象的な動画共有サービスですが、この「TikTikonary」はTikTokをより広いターゲットに活用してもらい、これまで以上に有用な情報発信を実現していくために電通のクリエイティブチームを中心に企画され、東北新社は制作を担当しました。
TikTok + Dictionary(辞書)を組み合わせた「TikTionary」。例えば「#GREETING(あいさつ)」を検索すると、名刺を差し出す舞妓さんやハイタッチするチームメートの映像、匂いを嗅ぎ合う動物など、国や性別を問わず、世界中の人々から投稿された立場によって解釈の異なるさまざまな映像が表示されます。また「#HERO(ヒーロー)」を検索すれば、ヒーローのコスプレをする子どもをはじめ、わが子から見た父親、はたまた懸命に消火活動をする消防士が現れるなど、TikTokならではの多様な解釈が登場します。TikTionaryは、一つのコトバに対して思い込んでいた固定イメージを取り払い、世界の面白さや多様性に気づくきっかけにもなる世界初の映像を使った辞書アプリです。
TikTionary：https://tiktionary.com/

◆Cresta Awardsとは？
1993年にクリエイティブ・スタンダード・インターナショナルと国際広告協会(IAA)が提携・創設した、ロンドンを拠点とする国際広告デザイン賞。例年70以上の国から出品があり、今年は120人以上の審査員による審査が行われ、12作品がグランプリに選出されました。